写メ日記
(詳細)第1話「出産」と「奪取」
2/7(土) 23:13今回はまず、写真1を見てください。
この写真は、2012年に山中伸弥教授
(以下山中氏と記す)がノーベル
物理学・医学賞を受賞された時の
写真です。
写真に向かって左側の男性が山中氏
というのは、ご存知だと思います。
それでは、右端と中央に写っている
男性はどなたでしょうか?
まず…
右端に写っている男性は(今回の
トピックでは右端の男性のみ取り
上げます)英国の生物学者の
ジョン・ガードン教授です(以下
ガードン氏と記す)。
覚えていらっしゃる方もいると思いますが、2012年のノーベル物理学・医学賞
は、山中氏とガードン氏の共同受賞でした。
受賞理由は、ガードン氏は1975年に
カエルのクローンの作成に成功したこと。山中氏は、2006年にiPS
細胞の作成に成功したことでした。
これらの成功の、何がスゴイかというと
色々あると思いますが、その1つに、
一旦分化(皮膚とか骨になった)細胞を
再びどんな細胞にも戻ることができる
「万能性」を示したことだと思います。
ガードン氏はまず、1962年にオタマジャクシの腸にある細胞から核を取り除いて
除核した卵子に移植しました。
すると、通常の受精卵と同じく、
オタマジャクシが生まれることを
発見しました。
けれども、「オタマジャクシのような
若い幼生の細胞核だったから成功したのではないか?」という批判が
上がりました…(泣)。
そこで、ガードン氏は1975年に、
カエルの皮膚細胞から核を取り除いて、
除核した卵子に移植しました。
その結果、世界ではじめて大人の細胞
から「クローン動物」を生み出すことに
成功しました(図1参考)。
つまり、ガードン氏は再び受精卵になるという能力の一端は、卵子が持っている
のではないか?
ということを示しました。
けれども、こうしたクローンの作成は、
カエルだからできたことで、ホ乳類では
難しいという意見が根強くありました。
それは、受精卵が分化する過程で、
遺伝子が何になるか(何に分化するか)
ということが、はっきり決まってないと
適切な細胞・体を作れなくなる。
そのため、分化された大人の細胞を
もとに戻すことは、不可能と
考えられていた為です。
なので、この発見は長い間、科学界から
疑いの目で見られていました。
結局、ガードン氏がこれらの研究が
認められ、ノーベル賞を受賞するまでに
50年もかかってしまいました。
ここまでがガードン氏の功績に
なります。
クローンとiPS 細胞の繋がりは??
中央に写ってる男性はどなた??
次回はこのあたりから綴りますね。
最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
長くなってしまいました…。
いかがでしたか?
感想、コメントなど(甘口希望)
お待ちしております。
緊張しました…

高倉 洋子

高倉 洋子








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