今日は
『マッチの日』
1948年(昭和23年)のこの日、配給制だったマッチの自由販売が認められた。
1938年(昭和13年)、綿糸配給統制規則によって国内綿糸の消費量が規制されたのに始まり、以後、1939年の電力調整令、1940年の砂糖・マッチの切符制、1941年の米穀配給制、1942年の衣料総合切符制と続いた。戦争の長期化によるもので、日用品から生産資材に至るほとんどの物資が統制配給の対象となっていた。
マッチ(match)は、細長い木片や厚紙などの可燃物質の先端に、摩擦で発火する物質をつけた道具。マッチ棒とも呼ばれ、火を得るために使用される。漢字では「燐寸」と書く。
マッチはリン(燐)の燃えやすい性質を利用している。マッチの種類としては、どこにこすりつけても発火する「摩擦マッチ」と、そうではない「安全マッチ」がある。