こんばんは。
新生活が始まって1ヶ月が経ちました。
毎日、目まぐるしい日々で
あっという間のGWを迎えました。
そして、もうすぐ終わります。
私は4日間のお休みですが
ラーメン屋さん巡りをしています。
太宰治の「ヴィヨンの妻」の
主人公の女性の気持ちが
何故かまた知りたくなり
本屋さんに走りました。
私は数学や生物学が得意で
国語は大の苦手で読書等もしないのですが
高校2年生の頃に
いつも通りサボって
図書館をふらついていた時に
太宰治の本に出会いました。
そこから全ての題材を読みました。
学校から歩いて15分程の
4階建て廃墟ビルの屋上に、
早弁用にお母さんが握ってくれた
おにぎりと緑茶を持って
大体3限目の古典の授業を抜け出し
昼寝しながら読み漁った
懐かしい思い出が蘇ります。
太宰治が好きと言いつつ
実は人間失格を
最後まで読んだ事がありません。
「灯籠」という何ともマイナーな題材の
主人公の女性の気持ちが
妙に高校生の思春期の私の心に刺さり
今でも何とも心のえぐられる様な、
恋愛等に振り回されるとああなるという
再認識出来る内容であるというか。
何より太宰治は幸せの事を
「幸せ」と書かず「仕合せ」と
絶対表記する所が
当時の私には
心地良かった記憶があります。
…話が飛んで。汗汗
新生活、毎日辛くて泣いたりしながら
でも頑張るぞ!という気持ちで
駆け抜けてきたのですが
不思議なことに
「早くGW明けないかな」と
早くまた仕事を
したくなっている自分が居ます。
まだまだ慣れていなくて
周りが見えず目の前に必死なのですが
でも、人に優しくしていたいなと。
穏やかに過ごしたいなと。
毎日泣いたとしても、
誰かに甘えてしまいたくても、
独りを感じて辛くなったとしても、
「明日何か良いことがありそう」
「明日は何が良いことがあると良いな」
なんて、ほころぶ時があります。
この優しい気持ちを
またいつか会えた時に
共有したいなと思っています。
もし覚えていてくれたら
また是非、宜しくお願い致します(*´꒳`*)
